ストリートファイター6(SF6)のためにPCを買おうと検討中の方に、最初にお伝えしたいことがあります。SF6に高価なPCは必要ありません。エントリーGPU(RTX 5060クラス)で何の問題もなく動きますし、それ以上の性能を入れても意味がない理由があります。この記事はその理由と、コスパ重視で組むSF6機の話です。
| 目標 | 推奨GPU | 合わせるCPU | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 安定60fps | RTX 5060(エントリー) | Ryzen 5 7500F | これで完璧。これ以上は不要 |
| 144fps以上 | 不可(対戦は60fps固定のゲーム仕様) | ||
SF6の公式最低スペックはGTX 1060 / RX 580という古いGPUです。エントリーGPUのRTX 5060はこれより2〜3世代上で、フルHD中設定で60fpsは余裕で安定します。
SF6を含む現代の格闘ゲームの大半は、対戦時のfpsが60fps上限に固定されています。これはCapcomがゲーム仕様として意図的に設定したもので、設定変更などで解除することはできません。
理由はオンライン対戦の同期です。SF6は「ロールバックネットコード」という、プレイヤー同士の操作を予測・補正する仕組みで動いています。この仕組みが正しく動くには、両者のゲームが完全に同じフレームレートで進行する必要があります。プラットフォーム(PC・PS5・Steam Deckなど)を問わず一律60fpsに揃えることが、ロールバックの前提条件なのです。「公平な対戦を成立させるための仕組み」と理解してください。
これがこの記事で一番お伝えしたいことです。SF6のためにRTX 5070やRTX 5080を買っても、対戦の体感は1ミリも変わりません。60fpsで遊ぶゲームに240Hzモニターを組み合わせても、120Hzモニターでも、同じです。
SF6にとって重要なのは「fpsを上げること」ではなく「60fpsを1フレームも落とさないこと」。これはエントリー構成で十分達成できます。「ゲーミングPCといえばRTX 5070以上」という思い込みで余計な出費をする必要は、SF6に限ってはまったくありません。
PC本体に予算を盛らないかわりに、SF6では別のところにお金を使うのが効果的です。
PCに10万円多く出すなら、レバーレス1台と高品質なモニターを買ったほうがSF6のランクは上がります。
SF6専用機としてモニターを選ぶなら、144Hz以上は無駄になります。60Hz〜120Hzで応答速度の速いものを選べば十分です。他のFPSと兼用するなら144Hzや240Hzのモニターを選ぶ理由はありますが、SF6のためだけに高リフレッシュレートを買う必要はありません。
強いて言えば「入力遅延の少なさ」をスペックシートで確認するのが、SF6プレイヤー的には正解の選び方です。
SF6は対戦が60fps固定なので、エントリー構成(自作・BTOどちらでも)で完璧です。これ以上のGPUを積んでも対戦の体感は変わりません。
| 構成 | CPU / GPU | 価格 |
|---|---|---|
| 自作(エントリー) | Ryzen 5 7500F / RTX 5060 | 約20万円 |
| BTO: マウス G TUNE | Ryzen 7 5700X / RTX 5060 | ¥204,800 |
浮いた予算は、レバーレスや応答速度の速いモニター、回線環境に回すのがSF6では効果的です。
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